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ナルニア国物語/第2章:カスピアン王子の角笛 | トップページへ戻る | ハムナプトラ3/呪われた皇帝の秘宝

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リボルバー
2009年02月09日

REVOLVER.jpg

オススメ度 ★★★★★
(★…10点 ☆…5点)

出演:ジェイソン・ステイサム、レイ・リオッタ、マーク・ストロング
製作:リュック・ベッソン
監督:ガイ・リッチー
本編:115分
2005年(イギリス・フランス)
 
 製作にはヨーロッパ・コープのリュック・ベッソン、監督&脚本には『スナッチ』のガイ・リッチー、主演は『トランスポーター』のジェイソン・ステイサムとくれば、大ヒットを予感させる作品かと思いきや、実は3年間もお蔵入りしていたという、いわくつきの作品。
 私も昨年(2008年)、レンタル開始された時にパッケージを見てみると、製作年度が2005年になっていたので「アレッ!?」と思った記憶があるのだが(レンタルして観てみると)その理由が判明した(笑)。

 ヨーロッパ・コープの作品ということもあり、映画のアクションシーンや雰囲気などは洗練されていて見応えがある(一言で言えばスタイリッシュ)のだが、ストーリーがあまりにも複雑なため、おそらく、10000人中、9999人の人が「意味不明」と答える映画なのだろうと思う。通常、どんなに複雑なストーリーの映画でも2~3回観れば意味が解るものだが、この映画の場合は何回観ても意味が解らないという人がほとんどだろうと思う。
 ガイ・リッチーと言えば、歌手のマドンナと結婚&離婚したことで有名になった監督だが、パラノイア(※)系の映画監督としても有名(?)なので、その方面に興味がある人にとっては納得できる映画なのかもしれないが、一般人にとっては理解不能と言っていいかもしれない。
 「では、あなたには意味が解ったのか?」と聞かれそうだが、残念ながら私にも解らなかった(笑)。と言うより、理解できないことが売りの映画なのかもしれない。

※パラノイア…内因性の精神病の一型。偏執的になり妄想がみられるが、
 その論理は一貫しており、行動・思考などの秩序が保たれているもの。

 刑務所内で主人公の両隣の独房にいた「チェスの名人」と「天才ペテン師」というのは、本当に実在している人間かどうかも解らない。出所後に主人公の前に現れた謎の二人組というのも本当に実在しているかどうかも解らない、そしてこの映画には、ミスターゴールドという姿を見せない謎の人物までが登場(この時点で二重人格から多重人格に変化?)し、まさに謎だらけの中でストーリーが進行する。
 視聴者はこの複雑な謎がクライマックスでパズルのように解ける予感にドキドキしながら(頭をフル回転して)映画の世界に入り込むのだが、知性を総動員しても最後まで謎が解けずに悔しい思いをすることになる。なぜか? この映画は知性や理性で理解する映画ではなく、感性(しかもかなり屈折した感性)で理解するべき映画だからか? それとも、一般人には理解できない精神病的な世界を表現した映画であるからか? あるいは、監督のガイ・リッチーが言う通り、本当に監督自身にも理解できなくなってしまった映画だからか? 全ては謎である。パラノイアからも脱線しており、まさに「謎の映画」と呼ぶに相応しい映画だ。この映画のストーリーを論理的に分かりやすく説明できる人がいるなら、是非、意見を聞いてみたいものだ。

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